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pENTR-promoter プラスミドの作成原理図 プロモーター付加遺伝子の作成原理


手持ちの遺伝子をGatewayシステムのベクターに載せる方法には2種類が考えられます。

方法1)MyGeneを含む手持ちのプラスミドにattR1-ccdB-attR2カセット(Rf cassette)をライゲーションにより結合する。Rf cassetteはインビトロジェン社から「Gateway vector conversion system」(cat. 11828-019)として販売されています。
(注)この場合、手持ちのプラスミドが線虫で働く3'制御領域(ポリA付加シグナル等)を持っている必要があります。

方法2)MyGeneを制限酵素等で切り出し、pPD-DESTベクターのmulticloning site (MCS)にライゲーションでつなぐ。pPD-DESTはAndy FireによるpPDプラスミドにRf cassetteを挿入したものです。いくつかの種類を用意しています。

(注)作成されるプラスミドはccdB配列を含むので、通常の大腸菌では増えません。DB3.1(インビトロジェン cat. 11782-018)等のgyrA株に形質転換してください。